2010年05月30日

天照大神になる方法と世界平和の実現

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「アマテラス」の語源が「アマ・テロス(完全円満全権統治)」だという説がある通り、天照大神は完全円満である。
黒住教の教義では、人間の魂は天照大神の分魂だとされているが、魂の性質は完全円満なのだ。
大本から枝分かれした生長の家でも、「実相円満完全」が説かれている。

人間の理想が円満である事に、異論を持つ人はいないだろう。
だが、悲しいかな、現在の競争社会では、円満だけでは生き残れないという現実がある。
その中でも、意識の向上に努める人たちは、少しでも円満な性格になるように努力する。
ところが、それは「あるがまま」の自分ではなく、「なる」努力である。
目標や努力が幽界に通じる事は、前に述べた通りである。

生まれてから今までに作り上げてきた自分の皮を剥いた時にこそ、本来の完全円満な自分の本体(魂)を発見できるのだ。
その方法の1つが内観で、本当の自分「真我」、【第5章】で述べた「アートマン」を発見する事である。
私が言いたいのは、人間は意識的に努力をしても、無意識の働きによる性格を変える事は難しいということだ。

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政木和三博士は、人間性を測定する「フーチ・パターン」を開発している。
それで分かった事は、人間には第1生命体と第2生命体があり、「第1生命体」は母胎に宿った時の自分自身の生命体で、肉体の細胞を全てコントロールしている。
「第2生命体」は人格を形成する生命体で、10歳から15歳くらいに肉体に付着し、人間性を形成するという。

私の解釈では、第1生命体は「本守護神」、第2生命体は「正守護神」である。
「本守護神」「正守護神」「副守護神」について、王仁三郎は次のように説明している。

「吾々がこの地上に降つたのは、本守護神が降つて来たのである。
が、この物質界に生れて、衣食佳の為に色々と心を曇らし、色々と劃策をするが為に、正守護神又は副守護神といふものが出来て来たのであります。
副守護神といふのは実際は、悪霊といふ事であります。
もとよりの悪霊ではないが、人間の心が物質によつて曇らされて、悪霊になつて居るのである。けれども総ての事を見直し、宣り直す教であるから、副守護神と云つて居るのであるが、実際は副守護神といふのは悪霊の意であります。
折角のよい霊が悪くなつたのである。
けれども人間の心に悪霊が居ると云うと具合が悪いから、副守が居ると云つただけであります。
亦た正守護神と云ふのに、公憑私憑の二大別があります。
公憑とは甲の肉体にも乙にも丙にも丁にも臨機応変的に憑依する神霊であり、私憑とは或る種の因縁を有する身魂、一人に限つて憑依する神霊を指すので在ります。
正守護神なるものは要するに、他より来つて人の肉体を機関として、神界の経綸を助け且つ又本守護神の天職を輔弼する所の、善良なる神霊であります。
而して公憑は神懸と言ひ私憑は神憑と言ふのであります」


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第1生命体は(本守護神)は、心理学的に言えば「自己」に相当する。
「自己」は無意識界の深層部に存在し、通常は自分で認知する事は出来ない。
これは、5次元に存在する「本体の自分(魂)」であり、今風に言えば「ハイヤーセルフ」という事になるだろう。

『日月神示』には次のように説明されている。

「神的自分が本守護神であり、霊的自分が正守護神である。
また、幽界的自分が副守護神である。本守護神は大神の歓喜である」

「守護神と申すのは心のそなた達のことであるが、段々変わるのであるぞ」


「第2生命体」というのが霊的自分である「正守護神」で、我々が「自分」だと認識している「心」であろう。
心と言っても、第1生命体が宿った時には心が存在するので、心と一体化して性格を決定する「守護霊」のようなものだと思われる。

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では、幽界的自分である「副守護神」とは何なのか。
生長の家の創始者・谷口雅治は、このように述べている。

「副守護神が改心し、先天的憑依なる正しき守護神が吾々の肉体を守護するようになると肉体の精神状態がすっかり浄化され、嗜好も一層人間らしくなります」

神典アナリストの中矢伸一氏は、次のように解説している。

「副守護神は物欲や性欲、権力欲、闘争欲などを支配する。
このため、副守護神が活発に働いている人が多い社会は、物質的な生産活動や経済活動が促進される。
そういう社会的傾向が主流になると、文明は著しい発達を見ることになる。
しかしその反面、霊的(精神的)な向上への道は閉ざされ、高級なる霊界からの直接的な流れである正流が受けられないため、いつまでたっても正守護神に復帰できず、ましてや本守護神にまで位が上がることなどは不可能となる。
副守護神により生み出された文明は、短期的には目覚しい発展を見せるが、やがて行き詰まり、悲惨な末路を辿ることになる」

(「真正日本神道」KKベストセラーズ)

長くなるので詳細は別の機会に譲るが、「副守護神」は俗に言う「憑依霊」だと解釈して良いだろう。
そして、憑依霊によっても、人格(性格)が決定される事になる。

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『日月神示』には、次のようにある。

「先祖は肉体人を土台として修行するぞ」

「二重三重人格と申は、二重三重の憑き物の転換によるものであり、群衆心理は一時的の憑依霊であると申してあろうがな」

「時に、例外として人間の魂と動物の魂が入れ替わっていることもあるぞ、この場合は肉体に入り込んだと考へてよいぞ」

「人間の肉体は原則として真理の宿り給ふ神の生宮であるから、下級霊は中々に入ることは出来ん。
例外はあるなれど、肉体霊、外部霊、副守護霊等の想念は、時によって動物的、幽界的となるものであるから、それと同一波長の動物的霊が感応する、感応はするが肉体の内部迄は入り込めない、しかし感応の度が強ければ入ったと同様に見へる状態となるのである。
先祖霊も大体同様であるぞ」


この「副守護神」を改心させる方法として、神道には「鎮魂帰神法」という修法がある。
だが、自分の想念に変化がなければ、「波長一致の原理」により、再び憑依霊に人格を支配される事になる。

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そこで、邪気を祓う方法の1つとして「シルバーレイ」をお薦めしておこう。
邪気を抜いて自律神経を正常にする「シルバー・レイ」
http://japan666.seesaa.net/article/149402926.html

タイトルにもある通り、自律神経を調整する効果もある。
20世紀は人々が頑張ることで、交感神経を消耗させることと引き換えに文明・文化・技術・テクノロジーが大きな飛躍を遂げたということは、副守護神は左脳や交感神経を支配する生命体だと言える。
また、その物質文明は、肉食文化の西欧から発展していった。
実際、副守護神が改心すると、肉食に嫌悪感を感じて食べられなくなる。

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次に、第2生命体を入れ換える為に、最も安全で簡単な方法を紹介しよう。
「心を入れ換える」という表現があるが、心を入れ換える努力をしても、一時的に表面的にしか変われない。
そこで、第2生命体を交換してしまうのである。
これは政木氏が、ある3人の女性のフーチパターンを測定した時のエピソードである。

『……まず娘さんのうち長女から測定に入ったが、第1生命体は女性で、第2生命体は強情な男性、次女は説得力のある管理者タイプの男性、そして三女には第1生命体のみで、まだ第2生命体がない事が分かった。
そこで、その中の三女に「女らしい円満なやさしい思いやりのある女性の第2生命体がつくように、自分自身の第1生命体にお願いしなさい」と告げると、その娘さんは眼を閉じ、しばらく念じた。
さっそくフーチパターンで測定すると、半径7.5センチの丸くやさしい女性の生命体が付着したことがわかった。
3人の娘さんの測定が終わった時、両親が、「測定通りの子供です」と証言されたので、私も改めて測定したフーチパターンの正しいことを知ったのである』


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次は、第2生命体が強情な男性だった長女の例である。

『長女は最初はやさしい女の子であったのが、高校のはじめから強情な娘になっていったそうだ。
私は、「その頃の無二の親友を頭に思い浮かべて下さい」といいながらフーチパターンで測定した。
すると、本人は第1生命体も第2生命体も真ん丸の、とてもよい女性の生命体ではあるが、その中間のところに数個の自分のものではない生命体があることが分かった。
幸いにも、その周囲を取り巻く形にある円形の生命体の半径が大きいため、常人としていることのできる幸運な人であるが、この人と交際していると、その中にある生命体が友人に移ることになり、移された人の人間性は非常に不安定なものとなる。
この長女のように、強情で45度に傾いている生命体は、正常な精神の持ち主になることを強力に拒否し、本人の意志に従ってはくれない。
このような生命体が体内にあっては、理想的な男性の性格を持った男性は好きになれず、結婚もできず、結婚相手はフニャフニャした性格か、よこしまなことの好きな男性であるから、自分の生命体を入れ替えて、やさしい円満な女性の生命体にすべきである。
その方法は、「私自身の中へ、丸くやさしい女性の生命体を導入して下さい」と自分自身の第1生命体にお願いすることであると教えた』


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1人でも多くの人がこれを実行するだけで、家庭や社会が平和になり、終末の大変動も軽減できると考えられる。
フーチパターンの判定では、男性的な生命体は基本的にエゴの強いパターンを示し、理想的な女性のパターンは円満で、神に近い生命体だとされている。
この円満な生命体を持つ男子を「変性女子」と呼び、王仁三郎がそうであった。

「王仁三郎の御魂はスサノオだ」という反論があると思うが、牛神であるバアルは太陽神「アメン」と同一神であり、スサノオのルーツであるアレクサンドロスもファラオになり、「アメンの子」を名乗っている。
スサノオは「本物の天照大神」なのだ。
私も29歳の時に、円満な第2生命体に入れ替えたので「変性女子」だと言えるが、31歳の節分に雷(厳霊)が胸のチャクラに宿った。

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また、日常的に「実相円満完全」を唱えれば、尚良いだろう。
ソロビヨフが予言する反キリストは、『万有の平和ならびに安寧への自由な道』という本を出版し、世界が直面している諸問題の究極的解決法を人々に提示するという。
これは私の計画と一致するが、その一部を先行公開したのが、この記事なのである。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 02:20| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月29日

弥勒菩薩と天照大神の性別とイエス・キリスト再臨の謎

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金星の王子と呼ばれたシャンバラの帝王「サナト・クマーラ」が、「マイトレーヤ」とは考えられないだろうか。
サナト・クマーラには、「偉大な犠牲」「人類の救世主」という称号もある。
眩いオーラで炎の様にしか見えない「彼」の正体は、イエス・キリストとは考えられないだろうか。

『阿含経』によると、弥勒(マイトレーヤ)は釈迦の次に仏陀となることが約束された菩薩で、釈迦の教えを完成させる未来仏とされる。
『弥勒上生経』によると、弥勒は紫金色の光を全身から放ちながら「兜率天」に上生し、今も兜率天で修行をしているという。
『弥勒下生経』によれば、弥勒は釈迦の入滅後56億7000万年後に下生し、一切衆生を救済すると予言されている。

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弥勒菩薩の「上生」と「下生」……これはどこか、イエス・キリストの「昇天」と「再臨」を彷彿させる。
両者が同じ事を指している可能性は高いが、『法句経』によると、「弥勒」は釈迦の弟子のバラモンの修行僧だったらしい。
イエスは終末に再臨する事を予言して昇天したが、イエスは「私はある」と名乗っている。

「私はある」とは、「ヤハウェ」という意味である。
理由は順を追って解説するが、イエスがいう「ヤハウェ」は、アテンではなく「アメン」である。
それは「ミトラ」に置き換えても良い。
イエスが言う「私」とは、「ミトラ」を指しているのだ。
従って、イエスの再臨とは、人間としてのイエス本人とは限らない。
というよりも、「イエス」という個人に限定すると、真相を見失うかも知れない。

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早い話、イエス・キリストの再臨とは、イエスの再臨ではなく、「キリストの再臨」という表現が適切である。
キリストとは「救世主」の意で、救世神「ミトラ」の分魂の受肉を意味する。
従って、弥勒(マイトレーヤ)もミトラの分魂の受肉であり、キリストである。
イエスは、釈迦の弟子の「弥勒」の再臨を説いたのだろうか。

だが、「弥勒」本人が当時の姿で再臨する訳ではないらしい。
『弥勒下生経』によると、父「修梵摩」と母「梵摩跋提」の子として誕生するという。
つまり、弥勒菩薩(マイトレーヤ=キリスト)は、「人の子」としてこの世に誕生するというのだ。
それは文字通り、「弥勒」の転生なのだろうか。
但し、太陽神「ミトラ」の分魂の受肉という観点から、霊的に「弥勒菩薩=イエス・キリスト」という表現も、決して間違いではない。

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そして、日本の太陽神は「天照大神」である。
秦氏の伝承では、「イエス・キリストの再臨」を「天照大神の再臨」として予言されているという。
イエス・キリストの「死と復活」は、天照大神の「岩戸隠れと岩戸開き」にも対応している。

その意味で「イエス・キリスト=天照大神」だが、この天照大神の神話の原型は、ヒッタイト神話にも見られる。
つまり、「天照大神=ミトラ」で、その分魂の受肉がイエスであり、神話の出来事を人間界で体現したのが「イエス・キリスト」だというのが真相である。

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イエスは男だが、天照大神は女神とされている。
弥勒も男だが、弥勒菩薩は女性的なイメージで具現化されている。
天照大神や弥勒菩薩を、女か男かと論議するのはナンセンスで、これを「変性女子」という。
これは元々、仏教用語だが、大本の教義で「肉体は男で魂は女」だと説かれている。

もっとも、太陽は陽性なので、太陽神は男神であり、王仁三郎によっても「天照大神は厳霊」だという事が判明している。
尚、太陽神「天照大神」の巫女だった卑弥呼は、「変性男子」としての「アマテラス」だった。
卑弥呼の部族はインド・ギリシア系民族だが、「アマテラス」の語源はギリシア語の「アマ・テロス」で、その意味は「完全円満全権統治」だという。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 23:49| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

太陽神ミトラと原始キリスト教の謎

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マイトレーヤのルーツは、『リグ・ヴェーダ』に登場する古代インドの太陽神「ミトラ」に遡る。
当然ながら、同じアーリア神話を共有するペルシアに端を発し、ペルシアの太陽神「ミスラ」がそれに当たる。

ミスラは「光明神」とも呼ばれ、夜明けの光明(明けの明星)のイメージから、「金星神」とも同一視された。
つまり、ミスラは「ルシファー」という事になる。
弥勒(666)のルーツが「ミスラ」である事も、それを裏付けている。

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ミスラの語源は不明だが、ヘブライ語のMTR(メタトロン)から転じた可能性は否めない。
いずれにしても、「メタトロン」「ミスラ」「ルシファー」の霊的本質は同じで、それが救世主「マイトレーヤ(弥勒菩薩)」となって再臨するという事だろう。

ミスラは中世ペルシアで「ミフル」とも呼ばれていたが、それは、ゾロアスター教の「ミフルヤズド」でもある。
ミフルヤズドは特別な位置付けに置かれる重要な神で、「太陽神」「光明神」という性格上、「アフラ・マズダー」と同一神だと考えて良い。

実際に、ミスラは元々、アフラ・マズダーと表裏一体の神で、サナト・クマーラも「アフラマズダー」と同一視されている。
前者は、アリオンとルシファーの一体性を裏付けている。
また、アフラ・マズダーは「光り輝く者」の意で、ルシファーと一致する。

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ミスラ信仰は、ギリシア・ローマにも伝播し、「ミトラス」と呼ばれるようになった。
ミトラスは太陽神である事から、ギリシア神話の「ヘリオス」や「アポロン」とも同一視された。
ローマ帝国では「ミトラス教」に発展し、初期キリスト教と国教の地位を争った程だった。
尚、ミトラス教は、イエスが説いた「原始キリスト教」に酷似すると言われている。

ミトラスは太陽神である為、占星術的な絵画では、ミトラスは十二星宮の中心に描かれる。
これは、イエスを中心とする12使徒に対応する。
キリスト教の祭司やミサ、水の洗礼、ブドウ酒とパンの聖餐式なども、ミトラス教に起源があるという。

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また、クリスマスは冬至にあたる12月25日で、最も太陽(ミトラス)の力が弱まる時期である。
そして、冬至を境に日が長くなっていく事をミトラスの「死と復活」に見立てた、ミトラス教の儀式がクリスマスの由来となっている。
これがイエス・キリストの「死と復活」の伝説の原型になっているのだが、太陽神の「死と復活」はエジプトのオリシスとも符合する。

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また、イエスが誕生した時「ベツレヘムの星」が現れたが、ミトラスが生まれた時にも天に見知らぬ星が現れたと言われている。
ミトラスとイエスの類似性は、何を物語っているのか。
ミトラスはルシファーである。
ミトラス教は、悪魔がキリスト教を模倣した偽キリスト教(反キリスト教)だ……と、当時のキリスト教徒は糾弾した。

しかし、実際には、ミトラス教を模倣したのが「キリスト教」である。
ミトラス教に原始キリスト教の要素が色濃く反映しているなら、キリスト教こそが「偽キリスト教(反キリスト教)」だと言えるだろう。
改めて詳述するが、キリスト教はそもそも、反キリスト教徒によって成立した政治結社なのだ。

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イエスが生まれた時、メシアの誕生を知らせに来た東方の三博士の正体は、ミトラス教のマギだったとも言われている。
人間界的にはそうかも知れないが、天文学的には、東方の三博士は「オリオンの三つ星」を指し、御父が「シリウス」、聖母マリアは「乙女座(バージン)」、御子は「太陽」を意味するとされている。

だとすれば、イエスは太陽神ミトラスの受肉だったという事になる。
もちろん、ミトラスの分魂の受肉である。
メタトロン(エノク)の分魂の受肉だったと考える事も出来るかも知れない。
そして、ミトラスがマイトレーヤである事を忘れてはならない。

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イエスは死後復活して昇天した。
釈迦が説く「弥勒菩薩の下生」は、文字通り「イエス・キリストの再臨」を意味する可能性も否めない。

肉体を物質化してヒマラヤの光のセンター(シャンバラ)から降臨したというロード・マイトレーヤの正体が、2000年前のイエス・キリストだという想像も出来る。
だが、クレームはそれを否定している。
「イエス・キリストの再臨」とは、イエス本人の再臨ではなく、飽くまでも、キリストの再臨だという。

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キリストとはメシアであり、ミトラであるマイトレーヤを意味する。
だが私は、それがロード・マイトレーヤだとは思えない。
蛇足ながら、何故、ミトラス教が「原始キリスト教」に酷似していたのか。
それは、ローマにイエスの使徒がいたからに他ならない。

原始キリスト教徒だったイエスの使徒は、異邦人によって成立した初期キリスト教ではなく、ミトラス教の成立に関わっていたのだろう。
だが、ローマの国教は「キリスト教」となり、キリスト教もミトラス教の教義や密議を取り入れていったが、原始キリスト教徒たちはローマから出て行った……。

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古代中国では、ローマ帝国を「大秦」と呼んでいた。
ここでは詳細は割愛するが、原始キリスト教徒は日本に渡来し、秦氏となったのである。
それ故、原始キリスト教の奥義は、神道の中に隠されているのだ。

尚、関係者より次のような指摘を頂いた。
日本の太陽神である天照大神(AMATERAS)も、子音は「MTRS」となる。
母音は「AAEA」で、「アア(Aa)、またはアイア、アヤ、アッヤ」というセム系の暁の女神となる。
「AMATERAS」は「AAEA」と「MTRS」2神合体名で、「S」は複数形を意味するという。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 23:17| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天使メタトロンと救世主「MTR」の謎

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大天使メタトロンになったエノクも「マイトレーヤ」だった。
逆に考えると、釈迦が予言した「弥勒菩薩」の正体が、「再臨のエノク」とは考えられないだろうか。

だが、アリオンはこう言っている。

「天使は人間になる為に 天使としての能力の死を引き換えにする事は知っているだろう?
しかし、それも下位天使の話で 上位の天使になると分魂するしか、 実体化する方法は無いのだ」


では、弥勒菩薩はエノクの分魂の転生なのだろうか。
否、聖書の天使とアリオンのいう天使は、定義が異なるようだ。

「この宇宙には天使と呼ばれる存在以外にも、物質的なボディを持たない存在がいる。
彼らは物質的なボディを必要としないレベルまで進化した(これは多分、あなた方の言葉で進化と呼ぶのだろう)。
彼らは既に『自分』とか『他人』とかの意識を明確に持たない存在だ。
天使達は原則的に言えば、人間であった事は無い。
天使から人間になる者が居るのは確かだ。
一度、天使として死んで人間の魂を持った者は、二度と天使にはなれない」


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物質的なボディを必要としないレベルまで進化し、「自分」や「他人」の意識を明確に持たない存在……まさに、オコツトのいう「真実の人間」だ。
エノクも「真実の人間」である。
しかし、アリオンの定義では、それは天使ではないらしい。
このような「定義」というのは、神や人によって様々で、解説が非常に複雑で困難である。

例えば、エノクから啓示を受けたとしよう。
通常の霊能者であれば、それは「神」のお告げである。
だが、それがエノクだと分かれば、聖書信奉者からすると「天使」である。
だが、アリオンのような宇宙神霊の立場からすると、「進化人」に過ぎないのだ。

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弥勒菩薩は、ユダヤ教では「再来」、キリスト教では「再臨」というように、元々は人間であった存在を指す。
では、やはりエノクなのか……或いは、トートなのか……。
それは分からない。

ただ、メタトロンもミトラもマイトレーヤも、究極的な母音は「MTR」だという事は分かっている。
三者は、何らかの形で繋がりを持っているはずだ。
では、ミトラとは、どのような神なのか……。
ミトラの皮を、サバイバルナイフで剥いでみよう。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 22:11| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5大仏陀とマイトレーヤの謎

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世界を破局から救う為には、世界の宗教を統一すると同時に、根本的な政治革命を起こし、世界共和国を実現させなければならない。
一国の行政改革すら出来ない現状で、そのような理想は夢物語に過ぎないのだろうか。

貧民街に住むロード・マイトレーヤだが、実は宗教界だけではなく、世界に与える政治的影響力も大きいという。
彼はNATO(北大西洋条約機構)のカウンセラーであり、ロシアと西側諸国の政治的仲介者でもある。
また、ペンタゴン(米国防総省)にも太いパイプを持ち、出入り自由の身だという。
そして、シリアとレバノンと強い結びきを持ち、PLO(パレスチナ解放機構)とも関係し、アラブを代表して国連の重要会議にも出席している。

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また、彼が主催した船上会議には、ブッシュ元大統領やゴルバチョフ元大統領を始めとする、当時の世界10ヶ国の代表者が集結している。
彼は、ゴルバチョフと深い繋がりがあり、ゴルバチョフに対しても強い影響力を持っているという。

ゴルビーを過去の人物だとナメてはイケない。
神仙組で詳述してきたが、ゴルビーこそが、ノストラダムスが予言した「反キリスト」だった。
イエスが死後復活したようにゴルビーも失脚したが、まだ復帰はしていない。
もしかすると、ゴルビー本人が復帰するのではなく、後継者が「ゴルビーの再来」、即ち「反キリストの再臨」として登場する可能性がある。

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ただ、黙示録の「反キリスト」を演じようとしている勢力は、1つではなく複数存在するという事だ。
また、ヴァチカンを乗っ取り、ローマ教皇の座を奪う者が、「反キリスト」として世界統一宣言をする可能性も高い。
その場合、『マラキ予言』に従えば、次の教皇が「反キリスト」となるだろう。

1990年、ロード・マイトレーヤが主催したロンドン会議には、世界の王室、宗教指導者、マスコミ幹部など200人が集まり、彼はローマ教皇と指導者の地位を争ったという……。
政治界と宗教界の最高権力を掌握するのが反キリストだと言われている。

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ロシアでは、反キリストは西方から出現すると信じられ、ローマ教皇こそが反キリストだと考えられてきた。
ロシア正教会の聖者ウラジミール・ソロビヨフは、聖ソフィアから「反キリスト」に関する預言を受け、預言集を出している。
その中で、数々の超常現象を起こす「偽預言者」について書かれている。
ロード・マイトレーヤも数々の奇跡を起こしているが、本当にヒマラヤから降りてきた聖者なのかどうか、確たる証拠はない。

クレームによると、最初に仏陀となった人物は「エノク」で、変容を遂げた時に「教師の中の教師」と呼ばれる天使メタトロンになったという。
そして、2番目に仏陀になったのが「メムノン」、3番目が「ミトラ」、4番目が「釈迦」、5番目が「マイトレーヤ」だという。

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ただ、この信憑性には疑問符が多々ある。
エノクが最初の仏陀なら、エノクを天に運んだ天使は何者だったのだろうか。
オコツトの話や『日月神示』を基に解釈すると、約1万3000年前に始まったアダムの時代以前に、地球は6500年の周期を5回繰り返してきている。
その次元転換期にアセンションした人間は、決して少なくないはずだ。

そもそも、ノアの大洪水の時にアセンションしたムー人も、みな「仏陀」になったはずだ。
まぁ、アダム以降で最初に仏陀になったのが「エノク」だとしよう。
では、メムノンとは何者か。
アレクサンドロスに対抗した、アケメネス朝のギリシア人傭兵隊長に「メムノン」という人物がある。
だが、彼が仏陀だったとは考えにくい。

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エジプトに「メムノンの巨像」と呼ばれる、アメンホテプ3世の坐像がある。
古代エジプト第18王朝の第9代ファラオで、あのアクエンアテン(イクナトーン)の父である。
アメンホテプ3世は、アメン神を篤く崇拝していたらしいが、彼が仏陀になったのだろうか。

3番目のミトラは、古代アーリアの太陽神の名前で、人名ではない。
だが、ミトラは「マイトレーヤ」の語源である。
4番目の釈迦はそのまま仏陀だが、5番目のマイトレーヤが問題である。
マイトレーヤは釈迦が予言した「弥勒菩薩」だが、仏教の定義に従えば、菩薩は「仏陀」ではない。

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その辺はアバウトに見るとしても、釈迦が予言した弥勒菩薩(マイトレーヤ)が「ロード・マイトレーヤ」とは限らないという事だ。
彼が本当に、シャンバラから降臨した救世主だったら誠に申し訳ないが、ナイロビに出現した時の写真を見る限りでは極悪な顔をしていた(笑)

そして、クレームが言う「5大仏陀」の中に、「トート」や「イエス」が入っていないのも納得できない。
また、ロード・マイトレーヤが現代の仏陀だったとしても、他にも仏陀の域に到達している人物は少なくないはずだ。
しかも、「ババジ」などの他のヒマラヤ聖者が1人もいないのは、何故なのか。

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取り敢えず「5大仏陀」の話はアテに出来ないが、クレームは興味深い事を教えてくれている。

ヘブライ文字は母音を表記しないが、メタトロン(Metatron)の子音(MTTR)と、マイトレーヤ(Maitreya)の子音(MTR)が類似しているのは、「メタトロンがマイトレーヤ」である事を示しているという。

また、「ヨハネの黙示録」が終末論を展開するのに対して、クレームは明るい未来を約束している。
これは、サイババやアリオンも同じだ。
アリオンは、「光」をコードネームとするグループは、終末論で無闇に恐怖を煽らないと語っている。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 22:02| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奇跡を起こすロード・マイトレーヤの謎

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ベンジャミン・クレームは驚くべき発言をしている。
ロード・マイトレーヤは、人類を滅亡の危機から救済し、地上天国を建設する為、1977年に肉体を持った地上人として、既に降臨しているというのだ。
1977年と言えば、ルシファーを象徴する「巳」年であり、私が生まれた年である。
汝ら、疑うなかれ!我こそ、マイトレーヤである…さて、話を進めよう。

クレームによれば、ロード・マイトレーヤは1977年7月に、ヒマラヤの標高5400メートルにある光のセンターからインドに降臨し、その後、ロンドン市内のインド・パキスタン系移民の貧民街に移動したという。
つまり、マイトレーヤは「ヒマラヤの聖者」という訳だ。
だが、パキスタン出身のユダヤ人で、本名を「ラーマト・アーマド」と言い、ロンドンに10年間住んでイギリス国籍を取得したとも言われている。

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クレームの説明によると、ロード・マイトレーヤはイギリスの市民権を持っているが、何千年もヒマラヤに住んでいた為、本質的に特定の国籍を持たず、チベット人でもネパール人でもないという。
ロード・マイトレーヤは、人間の間に住む為に自ら創造した肉体を持ち、「生まれた」のではないため臍はなく、不死の存在だという。
物質化で肉体を得たシャンバラの神仙なのだろうか。

そして、3つの方法で人々の前に現れるという。

1つ目の方法は、意識を高揚させる鮮明な霊夢として、キリストを体験させる。
2つ目の方法は、目覚めた状態でビジョンを与える方法で、人々にハッキリとした形でキリストを体験させる。
3つ目の方法は、世界中の個人やグループの前に肉体で現われる。

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実際に、彼をメシアとして崇める集会に突然現れたり、人々の目の前で忽然と消えてしまったりする、テレポーテーションを世界中で起こしているという。
クレームが編集長を務める国際月刊誌『シェア・インターナショナル』は、1988年6月11日にケニアのナイロビで、6000人の人々の前に忽然と出現したロード・マイトレーヤの写真を発表した。
聴衆は、ロード・マイトレーヤを即座に「キリスト」と認識し、その名前で歓声を上げたという。

そして、彼らの言語であるスワヒリ語で10分ほど話し、現れた時と同じように忽然と消え去った。
驚くべき事に、マイトレーヤの近くにいた30人〜40人は、全ての病気が完全に癒されていたという。
この時の写真は、CNNやBBCで放映され、世界中の通信社に伝えられている。

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その後、メキシコ、ロシア、全ヨーロッパ、アメリカ、中東、北アフリカ、インド、パキスタンなどの、大きなグループの前に肉体として出現し、それらの場所で泉や井戸を変性させ、奇跡の水を残してきたという。
その中で最も有名なのがメキシコの「トラコテ」の水で、ガンやエイズなど、あらゆる病気を持つ人々を癒している。

マイトレーヤは、各国の宗教団体に対しても大きな影響力を持ち、彼の名前の教会や聖堂を建てている国もある。
日本でも東京本部を中心に、約70ヶ所に支部が存在する。
そして、全人類の前に救世主として公に登場する日を待っているのだという。
それが事実であれば、マイトレーヤの称号を持つ彼こそが、釈迦が予言した「弥勒菩薩」であり、ユダヤ人が待望する「ダビデ王の再来」であり、クリスチャンが待望する「イエス・キリストの再臨」という事になる。

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たが彼は、ルシファーを「光の天使」と仰ぐクレームが、「666のマイトレーヤ」として崇める救世主である。
クリスチャンの立場からすると、奴は黙示録の「反キリスト」以外の何者でもない。
ロード・マイトレーヤ(Lord Maitreya)はゲマトリアで「6」となり、スポークスマン(伝道者)のクレームは「偽預言者」という事になる。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 21:36| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

獣の数字「666」と「イエス・キリスト=反キリスト」の謎

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ニューエイジ・ムーブメントで崇められているベンジャミン・クレームによると、サナト・クマーラは金星のエーテル界からUFOでやってきたという。
ベンジャミン・クレームは神智学の流れを汲んでおり、神智学と同様の教義を説いているのも当然と言えば当然だが、要は「サナト・クマーラ(ルシファー)は金星のエーテル界からUFOでやってきた」と主張しているのだ。
ベンジャミン・クレームは、ルシファーについてこのように言及している。

「ルシファーは偉大な光の天使で、666はネロやヒトラーによって悪のエネルギーが放出され、反キリストの時代は終わっており、マイトレーヤを迎える聖なる数字である」

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「666」は「6の三位一体」で、「ヨハネの黙示録」に基づく解釈では、絶対三神と敵対する「ルシファー」「反キリスト」「偽預言者」の絶対三魔を象徴する数字だとされている。

「ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。
その数字とは、人間を指すものである。そして、その数字は666である」

(「ヨハネの黙示録」第13章18節)

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カバラの数秘術ゲマトリアで、ネロやヒトラーの名前を数字に変換すると「666」になる為、「ネロやヒトラーは反キリストだった」と言われているのである。
尚、イエス・キリストがヤハウェの受肉であるのに対して、ルシファーの受肉が「反キリスト」で、それを支えるのが「偽預言者」だとされている。

そして、666がこの世を終末に導き、神と悪魔の最終戦争「ハルマゲドン」が勃発し、再臨のイエス・キリストが悪を一掃して、至福の千年王国が始まる……「ヨハネの黙示録」は、そのように予言している。
この予言に従えば、「666」は世界の滅亡を演出する悪の眷族という事になる。

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ベンジャミン・クレームは、その666の悪のエネルギーはヒトラーで終わり、「聖なる数字」だと主張しているのだ。
これは、黙示録の666(反キリスト)をメシアとして迎え入れる運動に他ならない。
ベンジャミン・クレームは、魔界のエージェントなのだろうか。
ベンジャミン・クレームは、ニューエイジャーにグル(導師)として崇められているが、「ニューエイジ」とは何か……。

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神智学協会から脱退させられたアリス・ベイリーが、アメリカで広めた新世界思想で、新世界とは「ヨハネの黙示録」が予言する「千年王国」を指す。
つまり、端的に言えば、「千年王国を樹立する反キリストを迎え入れる」というのが、ニューエイジ思想なのだ。

事実、ニューエイジの教えは、イルミナティ系魔術結社で悪名高い魔術師クロウリーが創設した「ゴールデン・ドーン(黄金の夜明け団)」の主張と酷似している。
黄金の夜明けとは、明けの明星(金星)の事で、「ルシファー」を意味する。

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また、ベンジャミン・クレームの教えは、「愛と分かち合い」「富の公平な分配」「世界の食料・エネルギーを世界管理組織の元に一つにまとめる」といった、フリーメーソンの思想と共通する部分が多い。
これらの思想はインドの「プラウト思想」とも通底し、神仙組の「新世紀創造理念」にも共通する。
また、ニューエイジは従来の宗教を否定しており、ニューエイジと神仙組には共通点が多いが、私はニューエイジの思想に影響を受けた訳ではない。

ニューエイジは各方面からバッシングを受けているが、私はニューエイジを否定も肯定もしない。
ニューエイジを非難するなら、全ての宗教をいちいち非難しなければならなくなるからだ。
ちなみに私は、「プラウト哲学」に傾倒していると言えばしている、という事を暴露しておく。

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さて、真偽は不明だが、アリス・ベイリーは、ヒマラヤ(シャンバラ)の大師からテレパシーでメッセージ受けていたという。
そして、ベンジャミン・クレームもまた、1958年にシャンバラの大師からメッセージを受け、救世主「666」の降臨の準備をしている。
救世主降臨とは……ユダヤ教でいう「ダビデ王の再来」、キリスト教でいう「イエス・キリストの再臨」、仏教でいう「弥勒菩薩の下生」である。

客観的に解釈すると、イエスはダビデの子孫であり、死後復活して昇天した。
イエスはエノク同様、生きたまま昇天したのだ。
つまり、理論的には、イエス本人が再臨する可能性は否定できない。
そうすると、「ダビデ王の再来」と「イエス・キリストの再臨」は同義語という事になる。
しかも、釈迦はその事を予言して「弥勒菩薩の下生」を説いた。

「ダビデ再来=イエス再臨=弥勒下生」

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しかし、ベンジャミン・クレームが説く救世主、即ち、ニューエイジが主張する救世主は、ルシファーの化身であり、「666」を象徴する「反キリスト」である。
もし、ニューエイジが主張する救世主が、世界を破滅に導く反キリストだとしたら、ベンジャミン・クレームは世界中からクレームを受けるだろう(笑)

しかし、「666」は「ミロク(弥勒)」と読む事が出来る。
しかも、ニューエイジが崇める救世主の名は「ロード・マイトレーヤ」。
マイトレーヤとは、サンスクリット語で「弥勒菩薩」を意味する。

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つまり、「反キリスト=666=弥勒菩薩=救世主」となり、これを「ヨハネの黙示録」に対応させると、次の等式で結ばれる事になる。

「イエス・キリスト=反キリスト」

……やはり、今風に英語の発音で呼び方を変えよう。

「ジーザス・クライスト=アンチ・クライスト」

これは、神の二面性を表現しているのか……。
或いは、両者は実際に同一人物なのか……。
そして、ロード・マイトレーヤとは、一体何者なのか……。

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尚、「預言」と「予言」の違いについて、一般的に「預言」は神から預かった予言で、「予言」は自己の潜在意識による予知である、という説明をよく目にする。
アリオンもそのように教えているが、それは的確な説明ではない。

字義から判断して、「預言」は神から預かった言葉で、いわゆる啓示・天啓・神託の事である。
その中には、もちろん「予言」も含まれるが、未来予言に限定されない。
古代の情報や霊界の情報、或いは説法など、神からの啓示を「預言」というのだ。
一方、「予言」は、潜在意識による未来予知であろうと、預言であろうと、未来の出来事を予め言うことが「予言」なのだ。
従って、予言の情報源は明確にする必要があるが、予言は飽くまでも「予言」であり、預言は飽くまでも「預言」なのである。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 21:02| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天台密教の「ルシファー」と鞍馬山の魔王尊の正体

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サナト・クマーラの正体が「ルシファー」である以上、地上にアダムが誕生する以前から存在した。
従って、その正体を「トート」だと断定するのは早計だ。
サナト・クマーラの伝説は、この日本にも存在する。
別に伝説という訳ではないが、京都市の北の果ての鞍馬山に祀られている「魔王尊」が、サナト・クマーラである。

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鞍馬寺はもともと天台宗だったが、先代の貫主・信楽香雲が神智学の影響を受け、1952年に宗教法人・鞍馬弘教として立教したらしい。
鞍馬弘教の本尊は、「千手観音」「毘沙門天」「魔王尊」の三位一体で構成され、総称して「尊天」という。

尊天を象徴した塔
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「魔王尊」は、650万年前に金星から地球に飛来したとされ、年代こそ違えど、神智学の「サナト・クマーラ」と同一神である。
それは、キリスト教でいう「堕天使ルシファー」であり、文字通り「魔王サタン」である。
「ルシファー」を三位一体の神に取り入れている宗教は、ヒンドゥー教(シヴァ)と鞍馬弘教(魔王尊)ぐらいであろう。

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だが、もう1つ面白い話がある。
面白いと言っても、笑う系の面白いではない。
天台宗の総本山は、京都市の鬼門に位置する比叡山の延暦寺である。
ヒンドゥー教の「シヴァ」はルシファーに対応するが、インドの「三面シヴァ」を継承するのが、天台密教の「三面大黒天」である。

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そして、天台密教の奥義に「日月星」の呪法がある。
日月星とは、文字通り「太陽」「月」「星」の事だが、一切衆生は、日月星から生まれて日月星に還るとされている。
キリスト教でも、神の世界には「太陽の栄光」「月の栄光」「星の栄光」があり、人間は3つの世界へと至るという。
天台密教の究極奥義では、日月星は「日+月=明」で「明星」でもあり、救世仏として「明星天子」を本尊とする。

つまり、天台宗は「ルシファー教」なのだ。
私の家系も天台宗。先祖代々、ルシフェリアン。
私は根っからの「反キリスト」なのだ。

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さて、鞍馬寺の魔王尊像は鼻が高く、翼を持つ仙人のような姿で、その正体は「鞍馬天狗」だとされる。
鞍馬天狗は、日本の天狗界の首領である。
天狗の鼻は「傲慢」を象徴。
それは、傲慢ゆえに堕天したルシファーの姿と一致する。
サナト・クマーラの正体は「鞍馬天狗」だったのだ。
というのは、真っ赤な桃ならぬ真っ赤な天狗。

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鞍馬弘教が立教する以前から、天狗は存在した。
天狗の歴史は長い。
何しろ、魔王尊は650万年前に降臨したというのだから。
いや、そういう事ではない。
天狗のルーツは修験道にあり、歴史上の人物がモデルとなっている。
それが魔王尊と習合したに過ぎない。

「魔王尊≠鞍馬天狗」

ペルシアの酔胡王(秦氏)
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鞍馬寺の説明では、「尊天とは総ての生命の生かし存在させる宇宙エネルギー」である。
毘沙門天は、「光」の象徴にして「太陽の精霊」。
千手観世音は、「愛」の象徴にして「月輪の精霊」。
魔王尊は、「力」の象徴にして「大地の霊王」としている。
つまり、太陽と月と地球(日月地)の三位一体を本尊とする。

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先ほどの、尊天を象徴した塔には「愛と光と力の像『いのち』」という名前が付けられている。
これはどうも、「シヴァ・リンガ」をモチーフとしているようだ。
「シヴァ・リンガ」とは「シヴァの男根」を意味し、妃のパールヴァティーの女陰(ヨーニ)と結合する形で具現化されている。
つまり、陰陽合一の象徴図形である「六芒星」の意味も含んでいるのだ。

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そして、「シヴァ・リンガ」もまた、絶対三神を象徴し、太陽と月と星の「三栄光」を示している。
シヴァ・リンガは仏典に登場する「須弥山」を彷彿させるが、ヒンドゥー教徒はヒマラヤ山脈を「シヴァ・リンガ」に見立てて崇拝している。
ヒマラヤは聖者が棲む須弥山であり、その語源は「スメル山」でシュメールから来ている。

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だが、「ヒマラヤ=須弥山」ではない。
須弥山の構造は、「ヨハネの黙示録」で降臨が予言されている「新エルサレム」に似ている。
「山=首都」が天空から降臨すると言えば、「エノク・シティ=アトランティスの主要部」としか考えられない。

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尊天のパワーは何処にでも遍在するが、鞍馬山は特に尊天パワーが集中する霊山として、山全体が道場であると説明している。
確かに、鞍馬山は格別に荘厳な波動に包まれている。
では、大地の霊王たる「魔王尊」の正体は何か……。

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魔王尊が鎮座する魔王殿は、鞍馬寺の奥の院として存在する。
その周辺一帯は、海底火山の隆起により、ジュラ紀のマグマで出来た火成岩で形成されている。
以前も延べたが、改めて言っておこう。
魔王尊(ルシファー)の正体は、地下の炎「マグマ」である。
マグマで出来た生命体という意味ではない。
「マグマ=ルシファー」で、それは地獄の炎にして大地の力なり。

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では、「金星」と何の関係があるのか。
それは、太古の地球に、原初の金星(彗星メノラー)が急接近した際、「基アミノ核酸」がもたらされたと同時に、大規模なマグマの活性化が起きたものと推測される。
だが、アリオンは、「シャンバラの帝王は金星の王子と呼ばれた人」だと言っている。
飽くまでも「人」なのだ。

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しかも、「彼の姿は眩く輝くオーラの為に、人間の視覚では炎の様にしか映らない」と述べている。
まさに、マグマ星人のようで、もはや「人」とは呼べない。
プラズマ生命体に進化した人間なのだ。
それは「金星人」か、さもなくば「昇天したトート」か……。

「彼」と呼ばれているからには、男である事はほぼ間違いない。
「ほぼ」というのは、オナベの可能性もあるからだ。
だが、ここでハッキリ言っておこう。
彼は、男であり、オカマでもある。
彼の正体に気付いている方も多いかも知れないが、話の構成上、まだ正体を明かす事は出来ないので御了承願いたい。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 19:20| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シャンバラの帝王=金星の王子「X」の謎

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アリオンは興味深い事を告げている。

「シャンバラの帝王は金星の王子と呼ばれた人だ。
彼はその体の発するオーラの為にまばゆく輝き、地球の人頬の視覚では、その姿は炎の様にしかとらえられない。
宇宙連合はシャンバラとの連係プレーを行っている。
むしろシャンバラからの許可が無ければ働けないという方が正しいかも知れない」


そういえば、アリオンは、アトランティス(サントリー二島)が沈没する時、数百人が金星とシャンバラに移されたと言っていた。
だが、トートはエジプトに移住したので、トートはシャンバラの帝王でも金星の王子でもない。
或いは、昇天後のトートを指しているのだろうか。

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否、実は「シャンバラ王」にして「金星の王子」と呼ばれた人物がいる。
ヒンドゥー教の『チャーンドーギヤ・ウパニシャッド』に登場する聖者「サナト・クマーラ」である。
サンスクリット語で「永遠の若者」を意味し、ジャイナ教では神とされている。
神智学の教義では、サナト・クマーラの正体を、堕天使と誤解された救世主「ルシファー」だと説く。

諸説あって一定しないが、約250万年前に14万4000体もの霊魂を率いて、金星のエーテル界から地球に降臨し、「世界の主」となったという。
この時の地上降臨が、堕天と誤解されたというのだ。
サナト(Sanat)をアナグラムで並べ換えると、サタン(Satan)となる。

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尚、14万4000という数字は、「ヨハネの黙示録」で終末にラプチャー(空中携挙)で救出される人数と同じである。
人口60億人に対して、14万4000人はあまりにも少ないと思うかも知れないが、心配は要らない。
これは恐らく、UFOで救出される人数のみを示している。

さて、サナト・クマーラは、多くの別名を持っている。
種子、創始者、古代のもの、地球に関連する基礎の中央の基根、自発的追放者、炎の主、人生自体の光、金星の愛の主、永遠の夏の若者、チベットの守護者、偉大な犠牲、人類の救世主……。

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アリオンは、「人類の基礎となった基アミノ核酸は、金星と火星から提供された」と語っているが、サナトの別名「種子」「創始者」「古代のもの」「地球に関連する基礎の中央の基根」に相応しい。

また、「炎」「光」「金星」は、ルシファーを象徴している。
神智学では、そのルシファーが「偉大な犠牲=贖罪」「人類の救世主」だというのだ。

「サナト・クマーラ=ルシファースサノオ=キリスト」

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「チベットの守護者」というのは、シャンバラ王を暗示している。
事実、神智学の教義では、サナト・クマーラは「シャンバラ王」として君臨している。
既に述べてきた通り、250万年も前には地球も金星も誕生していなかった。
恐らく、現在の宇宙も誕生していなかった。

年代は兎も角、金星のエーテル界から地球のシャンバラに降臨した救世主ルシファーが「サナト・クマーラ」だと、神智学は主張しているのだ。
それは、サントリー二島から金星に移された「アトランティス人」か否か……。
もし、そうだとしたら、ルシファーは元地球人だったという事になる。

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或いは、昇天したトートが金星のエーテル界に移った後、地球のシャンバラに降臨し、それが『チャーンドーギヤ・ウパニシャッド』の聖者「サナト・クマーラ」の原型となって「ルシファー」と同一視されたとも考えられる。
そうすると、サナト・クマーラが14万4000の魂を連れて来たという話は、妙なシンクロを見せる。

エノクの街(飛翔ピラミッド)が、大洪水後のサントリー二島に着地し、それが再び金星や太陽に転移したという仮説を発表した。
実は、UFOで空中携挙される14万4000人は、この飛翔ピラミッドに移されるという事を以前、神仙組で発表した。
この飛翔ピラミッドは、「ヨハネの黙示録」で「新エルサレム」と呼ばれており、イエス・キリストの花嫁として「再臨」し、千年王国の首都になるというのだ。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 18:35| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金星の地下都市と金星蛇族の謎

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アリオンの話によれば、「金星諮問委員会」という組織が地球の運営を管理しているらしい。
金星は「ルシファー」の象徴である。
以前、どこかで「金星蛇族」の話を聞いた事があるが、「蛇」もまたルシファーの象徴。
しかし、金星人など本当に存在するのだろうか。
金星の亜空間、或いは霊界なら理解できるのだが……。

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アリオンの説明を見てみよう。

「太陽系の惑星に生物が存在しにくいと判断している科学者達は、まず地球上の物質的な事象をモノサシとしてしか、判断出来ない事実を知るべきだ。
自分の家のやり方が 隣の家のやり方と違うのと同じで、この小さな太陽系の中でさえ、数々の惑星にその惑星毎に決まりがある」

「金星の都市は地球上のどんな天体望遠鏡でも、見る事は出来ない。
何故ならば、可動性の都市なんて、地球の人々からは想像できないからだ。
殆どの惑星が持っている地下都市の話を 聞いた事が無いか?
地球上の人型生物だけが高等生物では無い。
その惑星毎に適応し進化を遂げた生物が人型生物で無いとしたら、高等生物が存在しないと言い切れるのだろうか?
地球上で鉱物・植物と分顆されているものが、他の惑星上では異なった分頬をされている事を考えられない科学者達は、あまりにも偏狭な判断力しか持っていないのでは無いのだろうか?
大体、金星の上空温度を計測して灼熱の星だと決定してしまうのだからね。
地球だって成層圏の辺りを計測したら灼熱の星だ。
とにかく自分達のモノサシだけが万能・完壁だと思う事から止めなくてはならない」

「金星は2重構造の星なのだ。
あなたがたから見て地表だと思われている所は地表では無い。
簡単に言えば『地下に都市がある』のだ。
しかもその地下都市の下に本当の地下がある。
可動都市とは地下から地表に必要時に持ち上がる都市の事だ。
大気の情況に合わせて上下する。
金星の情況については、あなたがたの科学ではどうしようもないだろう?」


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何やら、アダムスキーの世界のようで眉唾に思ってしまうのだが、金星の探査衛星により、金星の地表にピラミッド型建造物や宮殿風の建築物が撮影されている事は事実である。
私は以前、JA顧問のO氏と少しビジネス交流があったのだが、氏は各惑星にテレポートする能力があるらしく、木星人や土星人などとコンタクトを取っていると言っていた。
彼らと地球でバッタリ会う事もあるという。
また、「太陽は燃えていない」とも言っていた。

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JAと敵対する気はないが、私は微生物やエネルギーを利用した農業革命を計画している。
農業革命とエコロジー経済の推進が、反キリストである私の使命だと思っている。
2008年、私は影の発起人として、内閣府認定のNPOを設立した。
国際資本が投入されたインドネシアの農場の日本の利権を持っている知人が、私の準備が整い次第、利権を譲渡してくれる事が決定している。

だが、進展しないまま時間だけが過ぎて行っているのが現状で、協力者を求む次第である。
しかし、物事には成就の時期があり、自分の考えで計画を立てて進めていくよりも、自然の流れに任せて、その日その日の自分に与えられたインスピレーションを実行することが「身魂磨き」なのだ。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 18:17| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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