
「ここまで来るは良いが先に進むべからず」
(「ヨブ記」第38章11節)
私は聖書のこの警告を無視して検問突破する「反キリスト」。
素戔嗚尊(スサノオ)は「暴風雨の神」「荒ぶる神」で、堕天使ルシファーと同一神である。
そして、スサノオは「牛頭天王」という異名を持っている。
暴風雨を司る荒ぶる牛神……ヒンドゥー教の破壊神「シヴァ」である。

アリオンは言う。
「スサノオは艮の金神とも呼ばれている」
艮(東北)は丑寅(牛虎)であり、牛の角と虎の毛皮を巻いた姿で「鬼」は描かれる。
艮の金神とは鬼門の神「国常立尊」である。

この事は『日月神示』にも示されている。
「大国常立の神様が大素戔嗚の神様なり」
鬼とは、西洋で言う悪魔である。
また、京都の八坂神社では、スサノオの荒魂は「悪王子」という別称でも祀られている。
「悪は強力の意」だとされているが、明らかに蔑称であり、スサノオが堕天使であることを示しているようだ。
「国常立尊=スサノオ=シヴァ=牛頭天王=艮の金神=鬼=悪魔=ルシファー」
獄に幽閉されたルシファーは、まさに鬼門に封印されたスサノオ(国常立尊)の姿である。
だが、スサノオは堕天使でありながら、全国の神社で「牛頭天王」として親しまれている。
聖書の悪魔「ルシファー」は、日本でも祟り神として忌避される一方、重要な位置付けにもある神なのだ。