2010年05月31日

名無しのヤハウェとイエス・キリストの謎

yhwh.jpg

聖書の神は「エホバ」「ヤーウェ」「ヤーヴェ」等と発音されているが、「ヤハウェ」が原音に近いとされている。
呼び方はどうあれ、実はそれらは名前ではない。
「モーゼの十戒」に「神の名をみだりに口にするなかれ」と戒められている為、神の名が隠されているのだ。

ヤハウェは、「我は在りて在るもの」という意味である。
端的に言えば「私は在る」であり、「実在」する事を意味する。
実在とは何か……。
生長の家の聖経「甘露の法雨」には、次のように説かれている。

「物質はただ心の影、影を見て実在と見るものはこれ迷。
汝ら心して迷に捉わるること勿れ。
汝ら『実在』は永遠にして滅ぶることなし」


この事は、量子力学では認められている事実である。
よって、ヤハウェとモーゼの媒介者が地球外生命体だったとしても、ヤハウェ自体は本質的に「神霊」なのだ。

YHWH-InClouds.gif

だが、私はもっと深い意味を感じている。
「私は在る」……英語にして「I am」。
イエス・キリストも、「私はアブラハムが存在する前から『私はある』」と語っている。
アブラハムの時代には、まだイエスは生まれていない。
つまり、イエスはアブラハムの時代には「ヤハウェ」として存在していた事を示唆する。

だが、絶対神が人間として誕生する事は有り得ない。
それは、アリオンも語っている通りである。
厳密に言えば、イエスはヤハウェの分魂の受肉なのだ。
イエスは、「私は最初であり最後である」とも言っている。
換言すれば「永遠」である。
まさに、「実在は永遠にして滅ぶることなし」なのだ。

それは、宇宙の初めから終わりまで存在する……AUM(創造・維持・破壊)の神に他ならない。
その前に順序立てて説明するが、イエスは「私はヤハウェである」と名乗っている。

images.jpg

しかし、ヤハウェ自体が「私はある」という意味である。
「I am.」
正確には、「私は〜である」という意味だ。
「〜」が、封印された神の名なのだ。
「〜」には、何が当て嵌るのか……。

「ヤハウェ」と呼ばれる神を遡れば、エジプトの太陽神「アテン(アトン)」に行き着く。
「私は『アテンで』ある」
それを隠す為に、ヤハウェの名「アテン」を呼ぶ事が禁じられてきたのだろうか。
いずれにしても、ヤハウェの名が「アテン」だというのが私の仮説である。

だが、本題はここからである。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 14:17| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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