
「孔雀天使=ルシファー」は、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教でいうところの堕天使だが、東洋の概念では神となる事を検証した。
ところが、アリオンはそれを認めていない。
「孔雀の舞に魅せられ、その爪の鋭さに気付かぬとは愚かなことよ…」
「孔雀の美しい羽は人を喜ばせるためのものでは無い。忘れる勿れ」
一体、どういう事なのか……。
孔雀天使とルシファーが同一神である事は間違いない。
アリオンの言う「孔雀」が、「孔雀天使」を指している事を前提として考えるなら、ルシファーを「光り輝く者」と定義するアリオンが、孔雀を敵視した発言をするのは腑に落ちない。
その謎を解く鍵が、『日月神示』に示される「同じ名の神、二つある」という一節である。
つまり、「孔雀=ルシファー」と「龍=ルシファー」が、相反する別物だと考える事が出来る。

孔雀はキジ科の鳥類だが、キジは桃太郎のお供である。
以前、神仙組1で書いたが、桃太郎の一軍は、鬼(バアル)を退治した侵略者だった。
干支の方位を南北で二分すると、鬼が封印された鬼門(丑寅)は東側で、ルシファーを象徴する辰(龍)と巳(蛇)も東側に位置している。
一方、桃太郎のお供についた猿(申)、雉(酉)、犬(戌)は西側に位置する。
これを「東洋」と「西洋」に置き換える事は出来ないだろうか。
更に、孔雀の「雀」をキーワードにすると、「朱雀」を連想する。
朱雀は、中国の伝説上の神鳥で、「鳳凰」「不死鳥」と同一視されている。
五行説では、四神の1つで南方を司るが、これは的外れではないようだ。

アリオンは言う。
「アジアは龍で、西欧は不死鳥である」
更に、四神相応は世界の縮図で、「青龍」はアジア、「朱雀」は欧米、「白虎」はアラブからアフリカ北部、「玄亀」はシャンバラだという。
何故そうなるのかと言うと、世界の国旗に基づいている。
「朱雀=不死鳥=孔雀天使」は欧米を意味するのだ。
アリオンは「ダニエル書は四神相応だ」とも言っており、両者が対応している事は間違いないようだ。
「アジアは龍であり、西欧は不死鳥である。
この両名は、死を賭して戦わなければならぬだろう。
死を賭したところで、始めて解かれた封印の力が及ぶのだから。
この力が及んだならば、この両名は初めて合体することになろう」

不死鳥は不死身ゆえに、龍に勝ち目はないのだろうか。
いや、これは相手を殺してしまう戦いではない。
不死鳥は数百年に一度、自ら炎の中に飛び込んで再生するという。
龍(ルシファー=国常立尊)の実体はマグマであり、不死鳥は龍の炎によって死に、そして復活するのである。

そして、龍と不死鳥の合体……。
その合成生物を象徴したのが、「ケツァル(鳥)コアトル(蛇)」なのかも知れない。
2009年の正月、私は母上から偶然にも金龍と赤い不死鳥の珠を授かり、己の使命を改めて意識した。

「龍と不死鳥」の戦いは「東洋と西洋」の戦いであり、前次元の「ムーとアトランティス」の戦いである。
本質的には「オリオンとプレアデス」の戦いであり、「光と闇」の戦いだと言えるだろう。
複雑な話になるが、「孔雀天使=ルシファー」は、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教でいうところの堕天使だと書いたが、実は「絶対神ヤハウェ(アッラー)」と呼ばれる神の正体だったのだ……と、仮定しておこう。
ただ人類愛という使命感よりは、あなた自身が失ったものの回復のためだという気がしてきました。
集合無意識というよりはDNAの叫びに呼応しているのかもしれませんね。
DNAも集合無意識と連動しているので、何の因縁かは分かりませんが、何の因縁なんでしょうね^^;
エネルギー的に、アリオンの父がポセイドンに当たるそうです。