
アステカ神話の創造神「オメテオトル」は、「二面性の神」を意味し、 男と女、光と闇、秩序と混沌、運動と静止などの合一を表している。
創造神という事は、グノーシス主義でいう悪神「デミウルゴス」という事になるが、「オメテオトル」は光と闇を統合した一元的な神であり、ヒンドゥー教で言うところの「ブラフマン」の概念に近い。
つまり、オリオンとプレアデスを統合した根源神だが、聖書で言えば「ヤハウェ」という事になるだろう。
オメテオトルは13層の宇宙を創造したが、オコツトが説くψ1〜ψ13と符合する。
その後、オメテオトルは「ケツァルコアトル」などの神々を生み出した。
ケツァルコアトルには、「テスカトリポカ」という双子の神がいた。
これは、聖書の「ミカエル」と「ルシファー」に対応する。
その証拠に、テスカトリポカはオメテオトルに反逆し、ケツァルコアトルによって天界から突き落とされ、人間に知識を授けて堕落させた。

ケツァルコアトルは、マヤ文明では「ククルカン」と呼ばれていたが、「再び戻ってくる」と予告して姿を消した。
これは、「イエス・キリスト」と完全にシンクロしている。
更に、ケツァルコアトルには風の神「エエカトル」という分身があり、生命の息吹をもたらす。
これは、「風」や「息吹」を意味する聖書の聖霊「ルーハ」と一致。
「オメテオトル=御父ヤハウェ」
「ケツァルコアトル=御子イエス・キリスト」
「エエカトル=聖霊ルーハ」
という等式を以て、三位一体構造となっている。

そして、テスカトリポカが堕天使「ルシファー」という事になる。
だが、話の核心はここからである。
ケツァルコアトルは「ミカエル」でもあり、「イエス・キリスト」でもある。
グノーシス主義では、イエス・キリストは善神「ルシファー」の預言者である。
ケツァルコアトルは「羽毛の蛇」の姿をした「金星神」で、熾天使「ルシファー」でもあるのだ。
つまり、アステカ神話はグノーシス主義と同じく、ルシファーが救世主(善神)となっていると見て良いだろう。
何故なら、ネイティブ・アメリカンはムー文明圏(汎パシフィカ文明圏)の人種で、縄文人のルーツの1つにもなっているからだ。
つまり、龍(蛇)を崇拝する東洋文明圏に属するのだ。
また、テスカトリポカを堕天使としたのは、キリスト教の宣教師たちである。

チベット密教の『世界の王の予言書』によると、シャンバラ王が軍隊を率いて地上に現れる時、木星に隠れた天体「ラジャ・サン」から地上を焼き尽くす炎が放たれるという。
飛鳥昭雄氏は、ラジャ・サンの正体は、木星の大気に隠された「木星」そのものだと解釈している。
そしてNASAは、近い将来、木星の巨大火山から超新星が誕生する事を予測し、「ケツァルコアトル」というコードネームを付けているという。
尾を引く灼熱の彗星は「炎の龍」であり、地上に大いなる破壊をもたらすとなれば、まさに「ルシファー」の象徴に相応しい。
それは、イエス・キリストによる「最後の審判」でもある。
カルキ軍であるアルザル人(イスラエル10支族)が、地上に脱出する前兆として現れる星の正体は、木星から噴出する彗星「ケツァルコアトル」であろう。

ちなみに、マヤのオーパーツで有名な「クリスタル・スカル」は、プレアデス、オリオン、シリウスからもたらされた人類の次元上昇装置だという説がある。

余談だが、2009年6月17日、アルザル出身の霊との対話に成功した。
アルザル人というと坊主頭のイメージがあるが、黒髪のロン毛の少年だった。
ロン毛と言っても、昔の武田鉄矢のような感じだった。
日焼けか地黒かは不明だが、肌の色は浅黒く、目は細目だった。
また、私の一方的な質問攻めの対話だったが、彼が語った内容をダイジェストで紹介すると、以下の通りである。
「地上と同じように台風もある」
「木に保険が掛かっている」
「たまに泥棒がいる」
「殺人は滅多にない」
「ボール遊びをする」
「たまにTVゲームをする」
他にも話をしたが、残念ながらあまりハッキリ覚えていない。
しかし、話の内容が私のアルザルのイメージとは違う。
少なくとも、「シャンバラ」のイメージとは程遠い。
私はアルザルの事を聞いていたつもりだったが、もしかすると、彼が居る世界の話だったのかも知れない。
若しくは、単なる夢だったのかも知れない(笑)
それはなかなかロマンのある話ですね^^