
アメリカ政府は、悪玉宇宙人と契約を結んでいるという噂があるのは、昔から有名である。
この話の真偽は別として、もし、悪玉宇宙人が地球を侵略しに来たとする。
アメリカ軍が、スターウォーズを想定して、プラズマ兵器の開発を進めているという話は事実だと思う。
だが、アメリカ軍が提携している異星人も悪玉だというのは、変ではないだろうか。
ハルマゲドンは、「悪玉宇宙人」と「悪玉宇宙人」の対決なのだろうか。
但し、アメリカが契約を結んだという異星人は、アメリカの立場からすれば「友好チーム」であり、敵対するチームが「悪玉宇宙人」となる。

アメリカは、その異星人からテクノロジーを提供してもらう代わりに、人間や動物の誘拐や生体実験を黙認しているとも言われている。
とすれば、アメリカと提携した異星人が「悪玉宇宙人」で、それを滅ぼしに来る地球救済チームが「善玉宇宙人」という事になる。
宇宙人という表現が適切かどうかは微妙な問題だが、地球人も宇宙人なので、「異星人」に限定するよりも良いかと思う。
重要な事は、善悪の基準は、見る者の立場によって変わるという事である。
グレイが異星人ではないとすれば、悪玉宇宙人とは一体何者なのか。
本当に、そのような存在が地球の侵略を狙っているのだろうか。

超能力者の黒沢吾耶女史は、宇宙意識から次のような回答を得ている。
Q「宇宙に、宇宙人は存在しますか」
A「イエス」
Q「宇宙に、地球人と同じ人間の宇宙人はいますか」
A「ノー」
Q「宇宙に、人間に類似した宇宙人はいますか」
A「イエス」
Q「人間に類似した宇宙人は地球人とどこが違いますか」
A「材質と内部の構造」
Q「ロボットの宇宙人もいますか」
A「イエス」
Q「宇宙人には、地球を啓蒙・援助しようという良い宇宙人と、地球人に悪いことをする宇宙人の二種類がいますか」
A「イエス」
Q「良い宇宙人は、科学も精神性もレベルが高く、良くない宇宙人は、科学のレベルは高いが精神性の低い宇宙人ですか」
A「イエス」
Q「宇宙人は、何万光年とか何億光年という距離を、宇宙飛行船で、短時間のうちに地球に来ていますか」
A「イエス」
Q「太陽系の惑星に宇宙人はいますか」
A「ノー」
Q「太陽系の惑星に肉体を持たない意識体だけの生命体はいますか」
A「イエス」
(「アカシックレコードが教える来たるべき宇宙文明の真相」深野一幸/徳間書店)

太陽系には、肉体を持った宇宙人は存在しないという。
太陽系の惑星に宇宙人がいないとなれば、金星人は何なのだろうか。
肉体を持たない生命体なのだろうか。
それとも、このチャネリング情報に、黒沢氏の潜在意識からの情報が混ざっているのだろうか。
もし、金星がノアの大洪水の少し前に誕生したのだとしたら、約6500年の間に金星の環境が整って生命が発生し、地球人よりも進化したとは考えにくい。
金星人は元々、他の惑星の出身だった可能性もある。
シリウスを軸に、オリオン座を司る意識体であるアリオンは、「金星の覇者」を名乗っている。
同じく、シリウスの光であるルシファーは、金星でも象徴されている。
金星人のルーツがオリオン星系だとすると、それは大洪水前にアセンションしたムー人の意識体なのかも知れない。
彼らは、意識体の振動数を下げて肉体化する事も可能だと思われる。
真相は不明だが、このチャネリング情報では、宇宙には「悪玉宇宙人」が存在するという事を伝えている。

では、アリオンは、「悪玉宇宙人」について、どう言っているのいるのだろうか。
「我々は創造に向かう力のグループである。
壊滅方向に向かう力は別のグループのものである。
本当に壊滅に向かう衝動を我々は刺激する事は無い」
「我々と全く異なる振動域での次元移動を行っているグループもあり、総てを把握するのは困難だ。
あなた方も色々なグループの地球外生命体の接触を認識するべき時機が来た事を知って貰いたい。
我々のグループが『光』だからといって、彼ら他のグループのコードネームが『闇』とは限らない。
厄介な事だ。連合以外にも数種類のグループがいると伝えて貰いたい」
「別のグループが彼らに接触している事は、歴然たる事実だ。
いつまでも隠し通せるものではない。
彼らの代表者が月にやって来た時に、我々との話し合いがあった事は、あなたがたもニュースで知っているのではないか?
こういった事実を信じないと言ったり、そういうフリをしている者がいても、それは臆病な為に表現できないだけで、こういった事実が発表される現実が発生したことに変わりはない。
我々としては、その事実が大事なのだ。
何故ならば臆病なだけで表現出来ない人は、潜在支持者として何か事があれば顕在支持者に一夜の内に変化出来るからだ」

「闇」をコードネームとする破壊のグループ(悪玉宇宙人)が存在するらしい事は、何となく分かった。
だが、それは「反キリスト軍」ではない。
ルシファーの象徴は「光」だからだ。
では、「キリスト軍」のコードネームが「闇」なのか。
否、イエス・キリストも「光」を象徴しているからだ。
アリオンは、「光」をコードネームとする「オリオン」の創造のグループである。
これは、オリオンを「進化(創造)」、プレアデスを「下降(破壊)」 と定義する、オコツトの話と通底する。
早い話、オリオン系が「善玉宇宙人」で、プレアデス系が「悪玉宇宙人」と呼ぶ事が出来る。
ところが、西洋のチャネラー達は、全く正反対の事を伝えているのだ。