
21世紀に入って、太陽観測衛星「SOHO」などにより、謎の飛行物体「ソーラー・クルーザー」が頻発に観測されている。
並木伸一郎著『プロジェクト・ルシファー』(徳間書店)から紹介しよう。
「最近の太陽の活動の活発化・異常化にともなって、これまでまったく知られていなかった、不思議な飛行物体の存在が明らかになった!
それはソーラー・クルーザーと呼ばれている。
これは質量をもった物体が、太陽面を出たり入ったりする現象のことである。
撮影された画像を見ると、これらはまさに宇宙船のような外見をしている。
それは不規則な動きを見せながら太陽面を漂う細長い形であったり、ときには三角形や円盤状であったりする」

ソーラー・クルーザーの操縦士は、クリエーター(地球外知的生命体=超知人)と呼ばれている。
これは太陽人、即ち、アリオンのいう「マイ・ミュート・アーテ」(アマテラス)なのだろうか。
「2006年、太陽が極大期に入るや、一時なりをひそめていたソーラー・クルーザーが多発しはじめている。
それも、まるで何かを啓示でもするかのように、翼を広げた天使のような形状の物体が出現しているのである」
ソーラー・クルーザーの搭乗員が、「有翼人種」である事を象徴しているかのようだ。

更に、次のような指摘がされている。
「このソーラー・クルーザーが示す典型的な特徴がある。
それは長大な尾を引いているということである。
一見すると航跡のようにも思えるが、実は、レーザー光線のようなビーム兵器ではないかとも考えられる。
ときには、そのビームが宇宙空間を交差し、そうかと思うと、ソーラー・クルーザー自身がビームに直撃されているかのような光景さえ見てとれるのだ。
さらには、ソーラー・クルーザーが敵から逃げるようにジグザグに飛行することもあれば、逆にビームを放ちながら何かを追跡するような動きを見せることもあるという……」
ジグザグに飛行するというのは、ファティマの奇跡を起こした太陽のような円盤(UFO)を彷彿させる。
果たして、太陽で異星人同士のスターウォーズが始まっているのだろうか。