2010年05月29日

獣の数字「666」と「イエス・キリスト=反キリスト」の謎

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ニューエイジ・ムーブメントで崇められているベンジャミン・クレームによると、サナト・クマーラは金星のエーテル界からUFOでやってきたという。
ベンジャミン・クレームは神智学の流れを汲んでおり、神智学と同様の教義を説いているのも当然と言えば当然だが、要は「サナト・クマーラ(ルシファー)は金星のエーテル界からUFOでやってきた」と主張しているのだ。
ベンジャミン・クレームは、ルシファーについてこのように言及している。

「ルシファーは偉大な光の天使で、666はネロやヒトラーによって悪のエネルギーが放出され、反キリストの時代は終わっており、マイトレーヤを迎える聖なる数字である」

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「666」は「6の三位一体」で、「ヨハネの黙示録」に基づく解釈では、絶対三神と敵対する「ルシファー」「反キリスト」「偽預言者」の絶対三魔を象徴する数字だとされている。

「ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。
その数字とは、人間を指すものである。そして、その数字は666である」

(「ヨハネの黙示録」第13章18節)

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カバラの数秘術ゲマトリアで、ネロやヒトラーの名前を数字に変換すると「666」になる為、「ネロやヒトラーは反キリストだった」と言われているのである。
尚、イエス・キリストがヤハウェの受肉であるのに対して、ルシファーの受肉が「反キリスト」で、それを支えるのが「偽預言者」だとされている。

そして、666がこの世を終末に導き、神と悪魔の最終戦争「ハルマゲドン」が勃発し、再臨のイエス・キリストが悪を一掃して、至福の千年王国が始まる……「ヨハネの黙示録」は、そのように予言している。
この予言に従えば、「666」は世界の滅亡を演出する悪の眷族という事になる。

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ベンジャミン・クレームは、その666の悪のエネルギーはヒトラーで終わり、「聖なる数字」だと主張しているのだ。
これは、黙示録の666(反キリスト)をメシアとして迎え入れる運動に他ならない。
ベンジャミン・クレームは、魔界のエージェントなのだろうか。
ベンジャミン・クレームは、ニューエイジャーにグル(導師)として崇められているが、「ニューエイジ」とは何か……。

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神智学協会から脱退させられたアリス・ベイリーが、アメリカで広めた新世界思想で、新世界とは「ヨハネの黙示録」が予言する「千年王国」を指す。
つまり、端的に言えば、「千年王国を樹立する反キリストを迎え入れる」というのが、ニューエイジ思想なのだ。

事実、ニューエイジの教えは、イルミナティ系魔術結社で悪名高い魔術師クロウリーが創設した「ゴールデン・ドーン(黄金の夜明け団)」の主張と酷似している。
黄金の夜明けとは、明けの明星(金星)の事で、「ルシファー」を意味する。

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また、ベンジャミン・クレームの教えは、「愛と分かち合い」「富の公平な分配」「世界の食料・エネルギーを世界管理組織の元に一つにまとめる」といった、フリーメーソンの思想と共通する部分が多い。
これらの思想はインドの「プラウト思想」とも通底し、神仙組の「新世紀創造理念」にも共通する。
また、ニューエイジは従来の宗教を否定しており、ニューエイジと神仙組には共通点が多いが、私はニューエイジの思想に影響を受けた訳ではない。

ニューエイジは各方面からバッシングを受けているが、私はニューエイジを否定も肯定もしない。
ニューエイジを非難するなら、全ての宗教をいちいち非難しなければならなくなるからだ。
ちなみに私は、「プラウト哲学」に傾倒していると言えばしている、という事を暴露しておく。

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さて、真偽は不明だが、アリス・ベイリーは、ヒマラヤ(シャンバラ)の大師からテレパシーでメッセージ受けていたという。
そして、ベンジャミン・クレームもまた、1958年にシャンバラの大師からメッセージを受け、救世主「666」の降臨の準備をしている。
救世主降臨とは……ユダヤ教でいう「ダビデ王の再来」、キリスト教でいう「イエス・キリストの再臨」、仏教でいう「弥勒菩薩の下生」である。

客観的に解釈すると、イエスはダビデの子孫であり、死後復活して昇天した。
イエスはエノク同様、生きたまま昇天したのだ。
つまり、理論的には、イエス本人が再臨する可能性は否定できない。
そうすると、「ダビデ王の再来」と「イエス・キリストの再臨」は同義語という事になる。
しかも、釈迦はその事を予言して「弥勒菩薩の下生」を説いた。

「ダビデ再来=イエス再臨=弥勒下生」

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しかし、ベンジャミン・クレームが説く救世主、即ち、ニューエイジが主張する救世主は、ルシファーの化身であり、「666」を象徴する「反キリスト」である。
もし、ニューエイジが主張する救世主が、世界を破滅に導く反キリストだとしたら、ベンジャミン・クレームは世界中からクレームを受けるだろう(笑)

しかし、「666」は「ミロク(弥勒)」と読む事が出来る。
しかも、ニューエイジが崇める救世主の名は「ロード・マイトレーヤ」。
マイトレーヤとは、サンスクリット語で「弥勒菩薩」を意味する。

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つまり、「反キリスト=666=弥勒菩薩=救世主」となり、これを「ヨハネの黙示録」に対応させると、次の等式で結ばれる事になる。

「イエス・キリスト=反キリスト」

……やはり、今風に英語の発音で呼び方を変えよう。

「ジーザス・クライスト=アンチ・クライスト」

これは、神の二面性を表現しているのか……。
或いは、両者は実際に同一人物なのか……。
そして、ロード・マイトレーヤとは、一体何者なのか……。

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尚、「預言」と「予言」の違いについて、一般的に「預言」は神から預かった予言で、「予言」は自己の潜在意識による予知である、という説明をよく目にする。
アリオンもそのように教えているが、それは的確な説明ではない。

字義から判断して、「預言」は神から預かった言葉で、いわゆる啓示・天啓・神託の事である。
その中には、もちろん「予言」も含まれるが、未来予言に限定されない。
古代の情報や霊界の情報、或いは説法など、神からの啓示を「預言」というのだ。
一方、「予言」は、潜在意識による未来予知であろうと、預言であろうと、未来の出来事を予め言うことが「予言」なのだ。
従って、予言の情報源は明確にする必要があるが、予言は飽くまでも「予言」であり、預言は飽くまでも「預言」なのである。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 21:02| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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