
以前、谷村新司の「昴-すばる-」が、宇宙人からのメッセージだという都市伝説があった。
「すばる」とは、プレアデス星団のことである。
本人が作詞した時の記憶がない事から、滅びゆくプレアデス星人が信号を送って作詞させたという噂である。
更には、「谷村新司宇宙人説」までもてはやされている始末である。
だが、これは断じてプレアデス星人による、オートマチック・ライティング(自動書記)などではない。
しかし、絶妙なポイントを突いている。
現次元の人類史は、生き残ったアトランティス人(ノア・ファミリー)によってスタートした。

その後、絶滅したアトランティス人たちが、次々と地上に出現した。
アトランティス人はプレアデス星人ではないが、プレアデス領域に下降して全滅した人類だった。
現次元に生きる我々は、総てアトランティス人の末裔である。
従って、我々人類はψ1のプレアデス領域からψ5〜ψ8の変換人領域及び、シリウス領域を目指して生きている。
我々はアトランティス人の子孫ではあるが、アトランティス人のまま再び転落するか、ムー人に進化するかは人それぞれである。
いずれにしても、ノアの大洪水後、アトランティス人によって、この地球は再スタートを切る事となった。
そして、ノアの息子セムから始まった最初の文明は「シュメール」だが、「すばる」はシュメールを語源としているようだ。

シュメールから「スメラ」「統べる」「素晴ら・しい」などの日本語が生まれたが、そう考えると「すばる」も「シュメール」から転じて発生した言葉だと思われる。
つまり、私の考えでは、「シュメール」を語源としながら「プレアデス」を意味するのが「すばる」だという事である。
ノアの大洪水と同じ転換期を迎えている現在、谷村氏の深層意識に眠っていた、ノアの大洪水で滅んだアトランティス人の記憶が甦り、無意識に「すばる」を作詞したのではないだろうか。
同時に、これは予言でもある。
「さらば昴よ」とは、意識進化によってプレアデス領域からシリウス領域に旅立つことを示唆している。
谷村新司は、アセンション(昇天)するのだ。

私は錬金術師であると同時に、作詞・作曲家でもあるのだが、過去に作った数多くの詞を、数年後、或いは十数年後に読み返すと、その内容が実現している事が往々にしてある。
歌詞は、潜在意識から出た予言なのか……。
或いは、歌詞を書いて、繰り返し歌う事によって潜在意識にインプットされ、言霊との相乗効果で現実化するのか……。
いずれにせよ、この現象を無視する事は出来ない。
いずれ改めて述べるが、ここには重大な法則のヒントが隠されている。