2010年05月26日

イスラム教の唯一神「アッラー」とランプの魔神

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悪魔「バフォメット」にされたマホメット(ムハンマド)だが、確かにアルカイダなどのテロ組織を見ると、イスラム教は悪魔的に見える。
たが、それはキリスト教からの視点であって、決してイスラム教が「悪魔教」という訳ではない。
イスラエル民族はアブラハムの子「ヤコブ」の子孫で、ヤコブの別名を「イスラエル」という事から、その子孫をイスラエル民族と呼ぶ。

同様に、アラブ人もアブラハムの子孫であり、聖書の中で絶対神「ヤハウェ」がアラブ人の繁栄を祝福した記述がある事が、イスラム教の正統性を証明している。
ムハンマドはもともと、ユダヤ教徒で、モーゼやイエスと同じく、絶対神「ヤハウェ」の啓示を受けてイスラム教を開いた預言者である。
イスラム教は、ユダヤ教から派生したが故に一神教。

カナン神話の原初の最高神は「エル」。
これは「神」を意味する普通名詞である。
エルは、シドンでは「バアル」と呼ばれていた。
語源は、ベール・マルドゥク(主なるマルドゥク)の「ベール(主)」で、やはり固有名詞ではない。

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さて、エルは息子の「ハッド」を後継者にして、ハッドが最高神の座に就いた。
やがて、ハッドも「バアル」と呼ばれるようになり、固有名詞化したという。
従って、ハッドが二代目の「エル(神)」となり、「バアル(主)」となった。

ウガリット神話では、エルは「イル」と発音する。
そして、イルのアラビア語系「イラーフ」に、定冠詞「アル」を冠して「アル・イラーフ」となり、これが短縮されてイスラム教の唯一神「アッラー」になったと言われている。
だが、「アッラー=バアル」ではない。
飽くまでも、神を意味する「イル」が語源になっただけである。
イスラム教はユダヤ教から派生した宗教であり、アッラーは「ヤハウェ」と同一神。

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ユダヤ教やキリスト教と同じく『旧約聖書』を聖典としている以上、4大天使も同じである。

ミカエル→ミーカーイル

ガブリエル→ジブリール

ラファエル→アズラエル

ウリエル→イスラフィール

そして、絶対神「アッラー」に反抗して地に堕とされた最高位の天使「イブリース」が、魔王「ジン」となった。
ジンは蛇に姿を変え、ハワ(イブ)に禁断の木の実を食べさせて、人間を堕落させた。
言わずもがな、イブリース(ジン)はサタン、ルシファーの事である。
キリスト教の聖典『新約聖書』で、ルシファーが「赤い竜」と表現されているように、イブリースの体は「赤い炎」だという。

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これは、イブリースがセラフィム(熾天使)だった事を証明している。
アダムは土から造られたが、イブリースは火から造られた。
これが、ノアの大洪水をもたらした彗星メノラー(金星)だとしたら、確かに真っ赤に燃える溶岩弾である。
また、モーゼの奇跡を起こした彗星「ヤハウェ」も、地や海や川を赤く染めている事に注意して頂きたい。
ヴェリコフスキー理論では、これが彗星「メノラー」の仕業だとされているが、それならそれで、ルシファーである金星を象徴する色も「赤」である。

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は、それぞれ対立しているが、『旧約聖書』を聖典としている為、神や悪魔の呼称は違えど、基本的に同一のものを指している。
要は、イスラム教でもルシファー(イブリース/ジン)は堕天使・魔王とされているという事である。
『アラビアンナイト』のランプの魔神も、この「ジン」がモデルになっている。
尚、アリオンの霊的傾向も「炎」、コードカラーも「燃える赤」だった事を思い出してほしい。
ジンの体は「液体の炎」で出来ているという。
液体の炎と言えば「マグマ」である。この事は特に憶えておいてもらいたい。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 08:34| Comment(0) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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