2010年05月25日

シュメール神話の大洪水伝説

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ノアの大洪水伝説の原型は、シュメールの粘土板に発見されている。
人類の堕落を見て怒った戦いの神「エンリル」が、大洪水を起こして人類滅亡を計画。
それを知った叡智の神「エンキ」は、義人「ジウスドゥラ」に大洪水を警告した。
地上の人類や動物は滅亡したが、ジウスドゥラ達は船に乗って助かった……。
一言で言えばこんな内容だが、この大洪水伝説は、メソポタミア文明の『ギルガメッシュ叙事詩』や『アトラ・ハーシス物語』、そして『旧約聖書』に受け継がれていった。

『シュメール王銘録』によると、ジウスドゥラはシュメール王国の10代目の王となっている。
『旧約聖書』でも、ノアはアダムの10代目の子孫となっているので、『シュメール王銘録』は史実である可能性が高い。
尚、シュメール神話が原型である以上、ノアの本当の名前は「ジウスドゥラ」だった事になる。
大霊能者「エマニュエル・スウェデンボルグ」によると、「ノア」は個人名ではなく、「堕落の程度が低く救える余地のあった人々」を意味するそうで、スウェデンボルグは彼ら全体の事を「ノアチッツ」と呼んでいる。
その代表的人物が『旧約聖書』のノアであり、その正体が「ジウスドゥラ」だったと考えて良いだろう。

尚、『シュメール王銘録』ではノアは10代目の王となっているが、シュメール王国が大洪水後の産物だと考えると、初代シュメール王はノアだったという表現が適切だと思われる。
更に言えば、ノアは大洪水以前の時代から既に王であった為、大洪水後にシュメール王国を建国したのは、ノアの息子の1人だった可能性もある。
ところで、スウェデンボルグは大洪水伝説を比喩だと述べている。
果たして、ノアの大洪水伝説はフィクションなのだろうか。
それとも……。
posted by ヘンリー・クライスト(夢蛇鬼王) at 18:26| Comment(1) | 【第1章】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
戦いの神「エンリル」
叡智の神「エンキ」
義人「ジウスドゥラ」
堕落の程度が低く救える余地のあった人々ノア
スウェデンボルグは彼ら全体の事を「ノアチッツ」
ジウスドゥラはシュメール王国の10代目の王
ノアはアダムの10代目の子孫
ノア=ジウスドゥラ

とてもややこしくなってきましたね。
旧約聖書をそのまま信じた方が楽です〜
シュメール神話は上級者向けですね。








Posted by オクト at 2010年07月20日 21:21
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