ルシファーは元々、天使の最高階級「熾天使(セラフィム)」の天使長だった。
セラフィムには「燃え盛る炎」、そして「蛇」という意味がある。
その、神に次ぐ最高位のルシファーが、なぜ堕天使となったのか……。
「お前の心は傲慢になり、そして言った。『わたしは神だ』」
(「エゼキエル書」第28章2節)
「かつて、お前は心に思った。
『わたしは天に上り、玉座を神の星よりも高く据え、神々の集う北の果ての山に座し、雲の頂に登って、いと高き者のようになろう』と」
(「イザヤ書」第14章13〜14節)
「さて、天で戦いが起こった。
ミカエルとその使いたちが、竜に戦いを挑んだのである。
竜とその使いたちも応戦したが、勝てなかった」
(「ヨハネの黙示録」第12章7〜8節)
傲慢になった天使長「ルシファー」が、神の座を奪うべく天界で反乱を起こし、大天使「ミカエル」に地に投げ落とされたというのだ。
少なくとも、聖書では竜(ルシファー)は悪魔であり、「サタン」のレッテルを貼られている事は事実である。
しかし、ユダヤ教やキリスト教の文化圏ではない日本で、聖書の記述を絶対視する必要はどこにもない。
むしろ、聖書の悪魔は異教の神を指しているのだ。
それをこれから徐々に明らかにしていこう。
破地獄の種子さんは、何教に惹かれますか?
やはりアスラとインドラ?
ゾロアスター(拝火教)、この名前を中学(と思います)の社会の教科書で見たとき、暗い空間に火が燃える映像がこころに浮かびました。
ゾロアスターとはツァラツストラ。
ニーチェ「ツァツストラはかく語りき」
2001年 宇宙の旅
ニーチェもざっと通過しました。